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2007 12,06 23:08 |
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「やあ今日和」
「貴方だけなんて珍しいね。ここ、座ってもいいかな? ……有難う」 「そういえば、こうやって僕達だけで話すことは初めてですね。僕はシュウユウやルックと大抵一緒だし、貴方もまた、お仲間と一緒ですから」 「今日ですか? ええ、いつもの気まぐれですので、何処に行こうと。もしこれから何処かへ行くのなら、是非ご一緒したいな……いいのかい? 光栄です」 「……成る程、ここはいいところですね。僕もこの城は大概探索し尽したと思っておりましたが。座る枝によって随分違うものですね」 「ふふ。 ……いや失礼。勝手な想像だったのですが、やはり貴方は優しい方だったんだなと分かって嬉しくなりました……照れないで下さ……ああ、怒らないで下さい。謝りますから。失礼致しました、すみません」 「……そうですね、確かに、飽きません。自分は同じ場所に居ても、世界は変わっていく。空の色も、風の香も、行き交う人も。……ええ、ずっとこんな穏やかな風景だといいのですが、とこれは、正式に戦争に参加していない僕が言ってはいけないのでしょうか……そうですか? ……そう、いっていただけると嬉しいです。 ……いえ、お気持ちは嬉しいのですが、矢張りどう言いつくろってもただただ戯れに戦闘に参加しているだけでしょう。今の僕は。そして、申し訳ありませんが、この姿勢は変わりません」 「ふふふふ。いえいえ、それは考えすぎです。僕は、楽しいですよ? 本当に。特に、今は貴方とこうやってお話が出来て」 「そうそう、僕はずっと」 「タクトーー!!」 「……おや?」 「タクト、お前何やってんだよ!」 「木登りして談笑ですよ。今日和、シュウユウ」 「こんにちは。じゃなくて! それは分かるけど!」 「ふふふ、分かってますよ。さて、それではシュウユウがヤキモチを焼いて大変ですから、そろそろ降りましょうか?」 「……っと、お待たせ」 「もーーー! なんで二人でそんなことで話してるんだよ! 何あの良さげな素敵ポジション! 僕にも教えてくれなかったのに!」 「……矢張り、そちらに行きますか」 「ムー」 「そんな! 酷いよマクマク! 僕よりあんな胡散臭い英雄がいいの!?」 「はいはいそこまで。マクマク君が困ってるよ。君は彼を困らせたいのかい?」 「う、いや、そんなわけないけどさー。でもずるいー」 「はいはい、じゃあマクマク君、またね。今日はとても楽しかったよ」 「ムー!」 「うん、そう言ってくれると僕も嬉しいです」 「……ねぇタクト」 「なんですかシュウユウ」 「なんでさ、ムササビ語分かるの?」 「分かりませんよ、勿論」 「……おい」 「いえ本当に。流石に、ムササビ語までは」 「じゃあ何あのスムーズな流れ」 「ですから、僕が会話の主導を握って、後は雰囲気と流れ、相手の動作と顔の表情で大体の予想を」 「……納得できなーい」 「君だって、彼らとお話出来るでしょう」 「僕はなんとなくわかるもん」 「僕としてはそちらの方が納得出来ませんが……」 今晩和、神崎理奈です。 わあもう数分しかないです。 上記謎小話は私が我侭を呟く度に親切に絵を描いてくれるローランが呟いていたので書いてみました。 考えながら書いてるのできっと明日には噴飯モノの謎話ですね。ようは誠意を表したかったのです。 本日は、蛮勇を奮って秘密のケースから衣装を取り出して装着してみました。 相も変わらず似合わない上に矢張り顔が太ったなー、ともはや半笑いしかありませんでした。 とりあえず輪郭ばっちり分かる冬そのものは確実に無理と知り、彼の右手に繋がる安らぎが精一杯だと思いましたが、やはり辛いものが御座いました。何より酷い保存状態、というか隠していた状態の金髪のウィッグがもうあんまりな有様でした。当然ですが。 さて、もう時間を過ぎてしましました! というわけ本日はこのあたりで。 本日もご来訪・拍手有難う御座いましたvv PR |
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