爪とぎ日記
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2006
04,11
23:23
ぶらっくこーひー
CATEGORY[SSと日記混ぜるな危険]
今晩和、神崎理奈です。
私の味覚は甘味を愛し、苦味を疎います。
いわゆる子供舌。
ということで珈琲が飲めません。家には常に紅茶葉は数種常備してますが、珈琲はインスタントすら存在しません。
珈琲を飲むときは必ず砂糖ミルク必須です。
そんな私ですが、本日某所にてブラックコーヒーを出されました。
相手に悪意は勿論ありません。
内心絶叫しながら笑顔でいただきました。
頑張りました、私。
……ただそれだけです。
頑張るといえば。
ちょっと某友人に脅迫されている気がしなくもなかったので、今日は日記絵を描こうとずっと絵版をいじっていたのですが。
まだ右手が痛く散々な結果でした。
……その内描くので再開してみませんか?
そして、花帰葬オンリー。
友人が来れるかもとのことなので、思い切って参加しようかなと思います。
……となるとやはり本が作りたくのが人の性。
しかし本を隠す場所がない……まだ時間的余裕はあるので考えようと思います。
そして、どうも携帯からご覧になられると白文字で隠すのも通用しないとのことですので、御礼のご挨拶の後に5ネタバレSSがありますよと言いつつこの当たりで。
本日もご来訪いただきましてありがとうございましたv
*山田楓様*
お言葉ありがとうございましたvいただきましたメールアドレスの方にてお返事をさせていただきましたので宜しくお願い致します。
コンコン。
おざなりなノックの後、こちらが「どうぞ」と言う前にドアが開く。
「あ、一人か? ルクレティア」
そう言って顔を覗かせたのは、長い銀髪をきちんとした三つ編みに結った少年。
首に捲いている暖色系の布と一緒に、傾けた頭からゆらゆらと揺れている。
若干、装飾華美……というか、まあとにかく目を惹く衣装を悠然と着こなしている彼を、部屋の主たるルクレティアは当然、知っている。
「あら、今晩和」
笑顔で挨拶をすると、少年もまたいらずらっぽい笑顔になる。
「ああ、今晩和。今いいかな?」
そういいながらやはり返事を待たずに入ってくる彼はそれが当然、という態度で、だけど不思議なことにそこに傲慢さは感じられない。
大したものですね、と内心感心しながら、笑顔のままルクレティアは唇を開く。
「ところで、またリオンさんに怒られるんじゃないですか?」
「え?」
言われ、少年の身体が僅かに硬直する。が、すぐに
「あ、いや、偶には一人で歩きたいってわけじゃないんだけど、ちょっとリオンにも聴かれたくない話でさ。それにどうせ直ぐ傍の僕の部屋で待っているわけだし」
と肩をすくめてみせる。
それにルクレティアは納得したように頷きながら
「そうですね。確かに王子のふりをしたまま話しているところは、見られたくも、聞かれたくもありませんよね」
「……」
さらりと言われ、少年は今度こそ沈黙する。
「それで、なんの御用ですか? ロイ君」
そのままざくりと止めまでさされ、少年、ロイは鬘の銀髪をがしがしと掻き毟る。
「ああ駄目ですよロイ君。鬘が傷むでしょう?」
「……はーい」
やんわりと注意され、先ほどまでのどこか気取った声から本来の声に戻ったロイがそのまま降参をするように手をあげる。
「っかしーな。なんで分かったんだ?」
てっきり騙せないのはリオンぐらいだと思ったのに。
そういってぼやく、この城の主たる王子の影武者を務めるロイの顔はこの上なくふてくされている。
目の色を覗けば……本物の王子は青で、ロイは金色だ……確かに違いを発見するのが困難なほどに似ているロイは、微笑を浮かべたまま自分を見つめる軍師の顔を見て
「なあ、なんで分かった?」
再度質問をする。
それにルクレティアは更に目を細めながら
「うふふふふ。それは、私は軍師で見抜くのがお仕事ですから、とでも言っておきます」
「えー。でも一応目の色わかんないぐらいのところにいたと思ったんだけどなー」
「うふふ。そこを見抜くのが軍師なんですよ。ところで、私も騙せるか試したかっただけですか?」
肩をすくめるロイにほぼ確信しながら問いかけると、案の定ロイはあっさりそうだと首肯する。
全く悪びれないその態度にルクレティアは少しだけ困った顔をして
「しょうがないですね。リオンさんともお城の中では鬘を被らないと、この間も約束させられたばかりでしょうに。とりあえず、すぐ自室に戻って鬘脱いで下さいね? 今回はそれで特別にリオンさんには黙っていてあげます」
溜息まじりのその言葉に、ロイが笑顔ではーいと返事をする。
そして
「じゃ、邪魔して悪かったな」
「いえ。でももうしないで下さいね」
片手を上げて退出するロイに一応釘をさしておいてルクレティアも手を振った。
ぱたん、と扉が閉まったのを確認して、閉じていた本を開き、読み始めた。
――コンコン。
しばらくして、再び誰かが訪れたらしい。
そっと本を閉じながら「どうぞ」と言う前に。
扉が開いた。
現れたのは、銀髪の三つ編みをした少年。
「今晩和レティ。入るよ」
幼くも無く、大人びてもいない、優しい声でそういいながらやはり勝手に部屋の中へと歩を進める少年は、一見先程の少年と変わりない。故に区別もつけられないのだが。
「あらイルファランス王子、今晩和」
しかし、ルクレティアはなんなく正解を口にする。
「王子、さっきロイ君が来たんですよ」
「へぇ。 ……あれ、わざわざ僕に言うってことは……?」
「はい、王子のフリをしてました。なんていいましょうか、勝手にどんどん部屋の中に入ってくる様子まですっかり真似出来るようになったみたいですよ」
楽しげに話すルクレティアに、本物の王子、イルファランスは苦笑する。
「それはなんていうか返答に困るから、そこは敢えてコメントを省くけど、それで? レティは僕じゃないって分かった?」
「ええ、それはもう直ぐに」
「流石だね。リオンくらいかと思ってた」
若干驚いた様子のイルファランスに、ルクレティアは机の上から引き寄せた扇で口元を覆いながら
「最初の一声が『あ、一人か? ルクレティア』でしたから」
くすくす笑いながらそう告げると、同じ様にイルファランスも口元に手を当てながら
「そっか。 ……ほら、僕がレティって呼ぶ利益が一つ見つかった」
「まあ目を確認すれば分かる事なんですけどね」
和やかに笑いあう二人。
そして思い出すのは、この城が手に入ってまもなくのこと。
ルクレティアの部屋で雑談していたルクレティアとイルファランス。
「ねえ、ルクレティア」
「はい、なんでしょう王子」
「レティって呼んでいい?」
「…………はい?」
「僕のこともイルファランスじゃなく、イルって呼んでくれると嬉しいな。一応軍主と軍師なら、仲良くても問題ないでしょう?」
「王子……」
「なんていうかさ、僕今まで周り長い名前の人ばかりで。あ、勿論僕もね? それで、得に親しい人なら愛称で呼ぶのがすっかり習慣になっちゃって。 ……駄目かな?」
「そうですね……」
「……そっか、ごめん、馴れ馴れしいことを言ったね」
「……ちょっと恥ずかしいので、二人の時ならいいですよ。あ、あとリオンさんがいる時も」
「……本当?」
「はい。それで、恥ずかしいですし、私もやはり公式の場はちゃんと略さずにお呼びしますので」
「ありがとう、レティ」
「はい。うふふふ」
なんとも言えず、少なくともルクレティアの主観から言えばどことなく恥ずかしい会話を思い出し、扇の裏でくすくすと笑う。
イルファランスも同じ様にしばし遠い目をしていたが、ふと回想が終わったらしく瞳をルクレティアに戻し
「今日は何を話そうか?」
「そうですね、では先日の兵法の続きを」
「分かった」
「それでは、まずはおさらいから……」
滔々と講義を始めるルクレティアに真剣な面持ちで拝聴するイルファランス。
真剣な内容の間、ときおり笑い声が混じる。
軍主と軍師の関係は、良好だ。
END
な、長ッ!?
素直に幻水部屋に5軸を作れば良かったのでしょうか……。
ともあれ、ここまでお付き合い下さいましてありがとうございましたv
当サイトでは5の主従が一番オープンに仲良しです(笑)。
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